最新情報・ブログ
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2025.10.05
鳥栖市政再挑戦への想い
私は以前、区長や地域協議会の会長など、まちづくりの中核を担うボランティアに力を入れていました。地域の課題を俯瞰的にとらえ、住民の声を集約し、地域全体をどう動かすか。行政や地域との橋渡し役としての責任も感じながら、「より良いまちをどのように形にするか」を考える日々でした。そうした中で市政への挑戦を志し、2021年に行われた前回の鳥栖市議会議員選挙に立候補しましたが、落選しました。
落選を経験したことで、「自分が見えていなかった“生活のリアル”に向き合いたい」という思いが強くなりました。私自身も子育ては経験していますが、だからこそ子育てや生活の「今」「リアル」と、まちづくり・仕組みづくりに全力を傾けていた自分の感覚や認識とが、ズレていないだろうか——。
そこで私は、現役世代が直面する課題の現場に飛び込み働くこと、とりわけ子育て中の家庭を支える保育の仕事を選びました。
働く親御さんたちの慌ただしい朝、日々の不安、子どもを預けることへの葛藤——。日々、保護者の声を聞き、子どもたちと向き合う中で、制度だけでは届かない現場の声や、実態に合っていない支援の現状を、現場で、肌で感じることができたのです。支援は「仕組み」だけでは届かず、「理解」や「共感」の上にこそ成り立つのだと知りました。
一度落選したことで、自分の立ち位置や見えていた「景色」が、ガラリと変わりました。まちづくりの中核を担う立場から一歩引き、現役世代の生活現場に身を置いてみて、初めて気づいたこと、あらためて感じたことがたくさんあります。
そんな今の私が、もう一度挑戦したいと思うのは、「構想」と「現場」をつなぐ役割を担いたいからです。子育てを終えた今だからこそできることがあり、一度落選したからこそ見えたことがある——。そう胸を張って言えるようになりました。まちづくりの仕組みづくりを担っていた立場と、生活者を支える現場の視点。その両方を経験できた今こそ、「声が届く仕組み」を本当に実現できるのではないかと思っています。
2025.10.05
公式サイトを公開しました
公式サイトを開設しました。
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